江戸川橋クリニック耳鼻咽喉科 女性医師の耳鼻科専門医 アレルギー科

インフルエンザの予防接種を10月6日(月曜）より開始します。
平常の診察内に行います。今年は、従来の不活化インフルエンザ注射接種（以後注射と記載）に加え、2歳から高校3年生相当までは、経鼻弱毒生ワクチン（フルミスト）（以後経鼻と記載）という選択肢が増えます。文京区在住の高校生までは、区からの補助がありますので、よく読んで、選択してください。

文京区民で、
3歳未満　従来の注射、接種回数は２回　補助で無料
2歳　経鼻　接種回数は1回　補助で2000円

3歳以上12歳まで　従来の注射、接種回数は2回　補助で1回1000円（2回やれば2000円）
中学生から高校3年生相当　経鼻、接種回数は1回　補助のため2000円

文京区外在住
従来の注射、1歳以上3歳未満は、接種回数2回　1回3000円
　　　　　　3歳以上12歳まで　接種回数2回　 1回4000円

一般（大人）注射　接種回数1回　1回4000円

65歳以上の方(60歳以上で身体障害者1級相当の方を含む)は、区からの助成があることがあります。ご自宅に郵送された予防接種票を必ずご持参ください。

予防接種の推奨は、不活化注射予防接種であれば、6ヶ月～2歳は1回0.25mlを2回、3歳～12歳は0.5mlを2回(2～4週間間隔)、13歳以上は0.5mlを原則1回接種となります。
経鼻弱毒生ワクチンは、注射ではなく、両側鼻腔内に生ワクチンを噴霧します。
経鼻接種、とても軽～く（ほとんど症状なく）インフルエンザにかかるイメージなので、喘息患者さんには推奨されません。飛沫または接触により、ワクチンウイルスの伝播の可能性があるため、授乳中の方、抗がん剤治療中などの、免疫機能のおちている患者さんが周囲にいる場合には、不活化インフルエンザ注射接種が推奨されます。さらに、2歳から高校3年生という年齢の制限に加え、免疫不全の方、脾臓のない方、妊婦さん、ミトコンドリア脳筋症、ゼラチンアレルギーを有するかた、また特別な疾患のある場合、推奨できない場合もありますので、ご留意ください。

いずれの場合も、接種をしても、インフルエンザにかかる可能性はありますが、重症化予防の効果があります。もし、インフルエンザにかかったときは、速やかに治療すること、静養することが重要です。1歳以上での接種を行いますが、インフルエンザを初めて接種するお子様は、小児科での接種をお願いしています。

6月1日より、スギ花粉症の治療（シダキュア）初回を開始します。
スギに対する抗体価が陽性であることを確認できるものが必要です（採血結果）。
初回治療後は、30分ほど院内で待機する必要があるので、午前であれば、11時ごろ、午後であれば、17時ごろまでのご来院をお願いいたします。
ハウスダストの舌下を既にやっている方は、副作用の確認のため、当分は、午前と午後でわけての施行を推奨していますので、ハウスダストの舌下を朝やっている方は午後の、夜やっている方は午前の来院をお願いします。

治療薬の在庫数にまだ限りございますので、お出かけいただく前に、在庫の確認でお電話をいただいたほうが安全です（確保するものではないことをご了承ください）。

2016年1月5日（火）より、受付は診療時間の15分前までとさせていただきます。
ご了承のほどよろしくお願いいたします。

当院は、有楽町線　江戸川橋駅4番出口の横の弥助ビル4Fにある耳鼻咽喉科クリニックです。
耳・鼻・のどなどの不調や花粉などのアレルギー症状でお悩みの際は、ご遠慮なくご相談下さい。